2015年8月23日日曜日

休日増加と日本人怠慢化計画

今朝、フジテレビの報道2001を見ていたら、「日本人よ、怠けろ!貧乏になれ!」との放送がありました。

今の堕落しきった日本人を象徴する対談だったので、ここに記しておきます。


報道2001(2015年8月23日放送)

〈出演〉
須田哲夫
吉田恵
自民党・小野寺五典元防衛大臣(民族系、つまりロシアの代弁者
三重県知事・鈴木英敬(世間知らず)
日本総合研究所理事長・高橋進(メーカー等の実態を肌身で知らない、机上の経済学が好きな人)
歌手・アグネス・チャン(中国共産党の代弁者
星野リゾート代表・星野佳路(業界利益のために中共、コリア、ロシアに国を売る売国奴)

〈テーマ〉
休日を増加させて消費を増やし、消費を増やして経済を活性化させよう


内容は、中共、南北コリア、ロシアの工作員による、日本経済衰退化のため、休日を増加させようという話。


今年は9月にシルバーウィークという意味不明の連休が出現して、休んでばかり。
来年からは8月11日が「山の日」という訳のわからない休日になって、さらに休日は増える予定。


冷静に考えれば、圧倒的多数の日本人に有害で、ごく少数の(自分のことしか考えない)日本人と、敵国を利するだけ。

休日増加のメリットについて、「消費を増加させ、GDPが増加する」の一点張りのアジ番組でしたが、そのデメリットについては、ほとんど言及がありませんでした。
(実際にはGDPは減少する)


バブル崩壊後、「失われた20年」などと言われ、三橋貴明のような「デフレガー」がはびこる変な世の中になってしまいましたが、皆さんはその主な理由は何だったと思いますか?

原因は様々ですが、元凶の一つと言えるのが、労働時間の短縮化(週40時間)の制定・浸透と、休日の増加による年間の労働日数(労働時間)の減少


労働時間短縮や休日が増加すれば、ちょっと考えただけで、次のデメリットがあります。


(企業側)
・正社員(固定給)の時間あたり労働単価の上昇(ただし、給料そのものは上がらないので、正社員の収入が増えるわけでもない)

(労働者側)
・日給や時間給で働く人の収入の減少する(週40時間労働が1987年に制定され、その2年後にバブル破裂)
・単純に労働時間が減って総生産量が減るため、雇用主である企業側にデメリットが大きく、その結果、正社員等の雇用にも悪影響が及ぶ

(その他)
・学校の授業時間数減少による学習時間減少


日本経済をじわじわと衰退化させる工作活動が行われています。

先日、ある衆議院議員の方とお会いした時に、来年から始まる山の日が制定されてしまったとの話を聞いて、びっくりしました。
驚くべきことに、国会議員の中で、これが日本人の怠慢化を招くという危機感を持つ者はほぼ皆無だとのことです。

『「川の日」「沼の日」など、さらに休日を増やして、日本人も余暇を満喫しようという、耳を疑うような話を真顔に話す国会議員が多数存在』(某議員談)


「デフレガー」の前に、休日の大バーゲンをやめて、労働日数、労働時間数を増やすべきです。
勤勉という美徳を失った国民に、未来はありません。