日本人は保守主義と民族主義を混同しています。
以下、誠に僭越ではありますが、『近衛文麿の戦争責任』（
元々は中川先生のご著書「近衛文麿とルーズヴェルト」（
『「軍部・右翼」は過激「左翼（革新）」』
第二次世界大戦時のドイツにおいて、「右翼」であるナチス党の正式名称は、
一方、「左翼」であるドイツ共産党は、読んで字のごとく、
右翼（ナチス党）、左翼（ドイツ共産党）
ナチス党とドイツ共産党の間ではこの下層階級の支持をめぐって、
（日本で1960年代に同じマルクス・
では、右翼（ナチス党）と左翼（ドイツ共産党）の相違点は何か？
しかし、マルクス・
なぜなら、
マルクスは「プロレタリアートは祖国を持たない」と言ったが（「
例えば、
http://voenpesni.web.fc2.com/
中国共産党の毛沢東、北朝鮮の金日成、
これらは社会主義の特徴である。
そして、これは日本にも当てはまる。
1929年からの世界大恐慌以降、帝国陸軍はマルクス・
したがって、右翼は結局左翼になるのであって、政治思想を「
戦後日本では社会主義体制を支持する者を「革新」といい、
確かに左翼＝革新（統制経済、全体主義）
やはり、「右翼⇒左翼＝革新＝全体主義」 VS「 保守主義（自由主義）」の分類しかできない。
（注）
戦中、「右翼（国家社会主義者）」であった一部軍人や政治家、
彼ら「右翼」は、昭和天皇のポツダム宣言受諾に反対し、「
「国家の永続」を考え、
日本の社会主義革命に失敗した彼らは、戦後、
（例）
・宮城事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%
・志位正二（志位和夫・現日本共産党委員長の伯父）
関東軍参謀＆ソ連のスパイ→戦後、共産党員
（関東軍は満州に侵攻してきたソ連軍とほとんど交戦せず、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%
・種村佐孝
大本営参謀＆ソ連のスパイ→戦後、共産党員
http://ja.wikipedia.org/wiki/%
・瀬島龍三
大本営作戦参謀＆ソ連のスパイ（小説・ドラマ「不毛地帯」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%
http://www.asyura2.com/07/
・「1954年のラストボロフ事件 において、ソビエト連邦 代表部二等書記官だったユーリー・ラストヴォロフが、亡命先のアメリカにおいて、
・東京裁判ではソ連側証人として出廷しているが、共産主義者でない限り、ソ連は証人として出廷させることはない。
私は、先の戦争で国を想い、戦ってくれた英霊に対して、
しかし、上記の内容の「世界大恐慌」を「バブル崩壊」「
右翼も左翼も、市場経済を憎悪し、統制経済体制（全体主義へ必然的に至る道）を支持する点で全く共通しています。
市場という、古くからどこの国にも普遍的にある自然法則のようなものを、人間の理性で強引に曲げることなど、不可能です。
右翼や左翼の主張する統制経済はルソーやマルクスに代表される理性主義の発露に他なりません。
例えば、国債を刷りまくれと主張する三橋貴明氏らの言説は、ありもしないユートピアへ向かわせ、
そして、彼が単に本を売りたがっているだけならまだしも、
このような主張をし、
私の推測は、おそらく、ほぼ当たっているのではないでしょうか？
また、三橋氏以上に過激に自由主義経済を嫌悪する西部邁氏の思想本籍が極左であり、その証拠も多数あります。
機会を改めて掲載していきますが、読者の皆様には、この統制経済が全体主義に至る危険性を分かっていただきたいと思います。
