2012年12月9日日曜日

大阪市役所一番の給料泥棒 橋下徹

衆議院選挙が選挙が近づいてきましたが、部外者のはずの公僕が、連日、街頭演説をし、テレビにも出まくっています。

その「部外者」とは、例えば次の人物。


橋下徹・大阪市長(日本維新の会・代表代行)


何で、地方自治体の長が、国政選挙を牛耳るんですかね?

週刊新潮-2012年12月13日号『大阪市役所一番の給料泥棒「橋下徹市長」と「石原慎太郎前都知事」はそっぽを向いている』 (25、26頁)より、





(引用はじめ)
-----
国政政党の舵取りに四苦八苦する橋下氏に大阪を顧みる余裕はない、ということなのか。11月17日から12月3日までの17日間で、大阪市長としての公務を行ったのはわずか4日のみ。その他の日は遊説などで全国を飛び回っていた。

・・・橋下市長の年間報酬は、約1500万円。17日中4日しか市長として働いていなくても、その額は変わらないというのだ。

・・・市バス運転手の高給を批判していた張本人が今や大阪市役所一番の「給料泥棒」と批判されているとは皮肉な成り行きである。


・・・元々、大阪市議会の会期末は12月14日とされていました。ところが、橋下氏は11月20日に会期末を24日間も前倒しして閉会してしまった。

-----
(引用終わり)


で、実際に、大阪市の市役所のHPを覗いてみました。

大阪市役所 市長の日程
http://www.city.osaka.lg.jp/seisakukikakushitsu/page/0000148990.html


やたら休みが多く、出勤していても11:00から仕事とか、16:00から仕事とか、納税者を舐めているとしか思えません。


普通、こういう公務員や民間企業従業員なら、解雇されても文句言えませんね。

いくら市長に出勤時間の縛りはないとはいっても、これは酷すぎます。
直接顔を合わせて話し合わないとできない緊急の問題が出てきた時、どうしているんでしょうね?

大阪市で政治活動制限条例が成立(時事ドットコム2012年7月27日)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201207/2012072700670&g=soc

『職員の政治活動を国家公務員並みに制限する大阪市の条例が27日の市議会本会議で、一部修正の上、大阪維新の会や公明、自民の賛成多数で可決、成立した』

ブーメランとは、このことですね。

自分にできていないことを他人に強要する、まさにハミルトンが指摘する「扇動」からはじまり「専制」に終わる独裁者そのものです。

『共和国の自由を転覆するにいたった人々の大多数は、その政治的経歴を人民への追従から始めている。すなわち、扇動者たることから始まり、専制者として終わっているのである』
(アレクサンダー・ハミルトン「ザ・フェデラリスト」第一篇)

オノコロさんのブログより
-----
大阪維新の会「人生使いきりモデル」とうトンデモ語を平気に口にする橋下徹の正体  http://t.co/pEuQMWVb 勝手に「人生のモデル」を設定し、それを権力を使って国民に強制することは共産主義、恐怖政治

維新の会のなすべきことは、
本来政治・行政がなすべきでなかった仕事・役割を「廃止」する事であって、
勝手に「人生のモデル」を設定し、
それを権力を使って国民に強制することではない。

そういうのは「パワハラ」以外の何者でもないし、
人生のモデルの強制こそ「共産化」そのもの
-----

もし、仮に日本維新の会が政権を牛耳るようになった場合、どうなるのでしょうか?

冷静に考えてみましょう。

以前も申し上げた通り、石原慎太郎も既に80歳。いつ死んでも不思議ではありません。
その死後、誰が政権を操るのかを考えれば、答えは明白でしょう。

「民意」を扇動して国政を私物化するのは、過去の悪名高き独裁者に例えるなら、フランス革命のロベスピエール、ナチスのヒットラーそっくりです。

我が国でも、つい3年前に悪しき前例があります。
2009年、民主党政権が誕生するや否や、小沢一郎が中央官庁への予算陳情は全て民主党幹事長室を通さなければならないとした、「小沢通達」の悪夢を、もう忘れたのでしょうか?


・小沢一郎の意志で予算が決まる
保守主義の哲学---狂気の独裁政治屋「小沢一郎」は政界から即刻退場せよ
http://burke-conservatism.blog.so-net.ne.jp/2010-09-12
http://burke-conservatism.blog.so-net.ne.jp/2010-09-12-1
http://burke-conservatism.blog.so-net.ne.jp/2010-09-12-1



・『小沢一郎の言葉は陛下のお言葉』



確かに、今の自民党は欠陥だらけの左翼政党です。
しかし、民主党、日本維新の会、未来の党は、それを遥かに上回る悪質な極左政党です。

「小沢一郎」が「橋下徹」に変わっただけで、問題の本質は同じです。
3年前の悪夢を繰り返すのでしょうか?

我々は、現在の政党がどうであろうと、利権にも「民意」にもなびかない反共産主義、反全体主義イデオロギーで武装する必要があるでしょう。

以下、エドマンド・バーク保守主義さんのブログより



総選挙投票前の10分×3=30分間で観る、真正保守主義政策の神髄

http://burke-conservatism.blog.so-net.ne.jp/2012-12-09