司馬遼太郎氏原作の「坂の上の雲」は私の愛読書の一つです。
この歴史小説の内容の全てが史実だとは言いませんが(特に乃木将軍を酷評しすぎ)、しかし、強大なロシア軍と国家の存亡を賭けて戦った先人たちの姿が、まるでその時代にタイムスリップしたかのように感じられる作品です。
その「坂の上の雲」のドラマ化を作者の司馬遼太郎氏は最後まで拒み続けましたが、司馬氏の死後、NHKによりドラマ化され、放送されています。
二年前のことですが、今でも忘れられないことがありました。今回はその時の話です。
NHKのドラマということなので嫌な予感を感じつつ、つい観てしまいました。
やはり原作とは何か違う雰囲気。
嫌な予感。。。
すると、第四話で、結核でまともに動けなかったはずの正岡子規が元気そうに登場し、しかも、その場面では日本兵が占領地で略奪行為をやっているではないですか!
当時、日本軍は不平等条約改正に向けて国際法遵守のために涙ぐましいほどの努力をしており、こんなことは一般的事例としてありえなかったはずです。
念のため原作を読み直してみましたが、そのような話は一切ありません。
さっそく、NHKに電話をして、このシーンはいかなる根拠に基づいて挿入されたのか確認をしてみました。
最初、オペレーターのオバちゃんが出て、話をしていましたが、そのうち「上司と代わります」と言って、「上司」が出てきました。
で、「当時の時代背景から、ありえない話ではないか?何か実話があったのか?」と確認したところ、「略奪行為はごく一部あったが、その後、その行為を働いたものは処罰されているとの記録はある」とのこと。
「だったら、処罰のシーンもないとバランスが取れないじゃないですか?また、それ以前に一般的でない話をわざわざ挿入すること自体、異常ではないですか? いかなる理由からこのようなシーンを入れたのか?」
と更に質問責めにすると「外部諮問委員会などの監修のもと製作されております」との官僚答弁(理由になって いない)。
「でも、事実と全然違うんでしょ?」と聞くと、しどろもどろの状態で「確かに違います」と誤りを認めました。
「受信料を払う国民とドラマ化を最後まで拒否し続けた司馬氏に対する冒涜であり、誤りを直ちに訂正、謝罪すべきである」と言うと、「できません」の一点張りでした。
ありえない事実を、原作者の意図を無視して勝手に挿入し、国民を洗脳しようつするNHK。
南京大虐殺等は事実無根でありながらも、あたかも事実のように報道(放送)することを繰り返すくせに、中国共産党や北朝鮮の現在進行形の悪事の数々については一切口をつぐみます。
「チベットやウィグルで、今、何が行われているのか放送してほしい」と言っても、ひたすらダンマリを通すその態度は、一体どこの国のテレビ局なのでしょうか?
日本放送協会(NHK)からチャイナ放送協会(CHK)へと名前を変えるべきです。
なお、ご興味のある方は、是非、ご自身で直接電話確認をされることをお勧めします。
『NHK 皆様の声にお応えします』(実際には応える意思なし)
http://www.nhk.or.jp/css/goiken/call_center.html
(電話) 050-3786-5000
※ナビダイヤル( 0570-066-066 )に掛けると21秒10円の料金を取られますのでご注意!
抗議のお手本はこんな感じ
NHKへ受信料支払うことは、中国共産党に献金をすることと同じです。
NHK受信契約の解約方法はこちら
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Yahoo!知恵袋で検索「NHK 解約」
なお、まだ受信契約をしていない人は、『テレビがありません』の一言で終了です。
自宅の中に入って確認しようとしたら住居不法侵入で110番。
「NHK、訪問販売、宗教お断り」と表札を出しておきましょう。