より続き
〈9分50秒~〉
『TPP推進論者はほとんど被災地に対して心の痛みなど感じていない』
⇒そっくり、そのまま、中野剛志自身のことですね。
以前にも指摘しましたが、財政難で復興の資金が必要なこの時期に、何で中野は公務員をやっているんでしょうね?
・「東北を見捨てるな」と言うなら、「北方領土(四島に限らず、南樺太・千島列島全て)を見捨てるな」も同様に発言すべきだと思いますが、私の知る限り、中野の著書でも動画でも、そのような発言は見当たりません。故郷をロシアに奪われた人々はどうでもいいのでしょうか?
・「アメリカが~」と散々米国の悪口を言っていますが、東日本大震災の際の、米軍の懸命な救助活動で助けられた人命は非常に多数います。中野をはじめ反米屋たちは、オバマ大統領や米国民、米軍関係者に対して感謝の一言もありません。中野らの言説は、礼節を欠く、戦後の日本人の悪い見本です。
日本人は感謝している 東日本大震災 アメリカ軍の支援活動
〈10分30秒~〉
『TPPに加盟したら、借金してまで復興した農地が無駄になるかもしれない』
⇒そもそも、何で「日本の農業は世界に通用しない」という「自虐史観」が前提になるのか理解できません。
逆に良質な農作物を輸出することで、もっと儲けることを考える発想が無いのが不思議です。
〈11分50秒~〉
⇒強い競争力を持った中小企業は日本国内に無数にあります。農業でも当然ありうるでしょう。
また、「大規模農地=悪」との印象操作をやっていますね。
(ご参考)
読者の皆様の解釈に委ねますが、中野の主張とそっくりに思えるのは私だけでしょうか?
↓
『これまでの下層の中産階級、すなわち小工業者、商人および金利生活者、手工業者および農民、これらすべての階級はプロレタリア階級に転落する。それは、ある場合には彼らの小資本が大工業の経営には足りず、もっと大きな資本家との競争に負けるからであり、ある場合には彼らの熟練が新しい生産様式によって価値を奪われるからである。こうして、プロレタリア階級は人口のあらゆる階級から補充される』(マルクス、エンゲルス「共産党宣言」岩波文庫、49頁~50頁)
〈13分00秒~〉
『円高なので外需は取れない』
⇒為替相場は変動しますけどね!!!
95年4月 1ドル=79円台
↓ 3年後
98年6月 1ドル=146円台
〈14分00秒~〉
『正直に言ったらどうだ。おカネがもったいないと思っているんだろ』
⇒このような非常事態に備えるためにも、普段から健全な財政運営が必要ですね!
おカネはもちろん、国民の血税ですから、もったいないです。
そのためにも、中野剛志は直ちに公務員の職を辞して、これまでの給与を返納すべきでしょう(公費による留学費用等の返納も含む)。
中野が公務員を辞めたくないと言うのなら、別の方法で財源を捻出する方法もありますね。
第七十八条 職員が、次の各号に掲げる場合のいずれかに該当するときは、人事院規則の定めるところにより、その意に反して、これを降任し、又は免職することができる。
一 人事評価又は勤務の状況を示す事実に照らして、勤務実績がよくない場合
二 心身の故障のため、職務の遂行に支障があり、又はこれに堪えない場合
三 その他その官職に必要な適格性を欠く場合
四 官制若しくは定員の改廃又は予算の減少により廃職又は過員を生じた場合
嘘八百のアジテーションを繰り返し、国民をミスリードする赤い大学教員に天誅が下ることを願います。
冗談抜きで、中野は大学の教員の身分にしがみつくよりも、自身の安全に気をつけた方がいいと思います。
灯台下暗し。西部邁に会うときは、拳銃を持っていないか注意すべきでしょう。
『大学の教授は、ひとたび教職にありつけば、週に何回かの(ありきたりの)講義を適当にこなしている限り、「先生」であり続ける。大学の外部に、能力、見識、人格のすべてにおいて、その先生よりはるかに優れた人間がたくさんいることは疑うべくもないのだが、教職の数が限定されているので、既成の先生と既得の権益は安泰なのである。とくに国公立の大学の場合、その費用が国民一般の税金でまかなわれてるため、先生たちの既得権益ぶりは目を覆いたくなる態のものになる。そんな先生が、自分のことを棚上げにして、既得権益はいけませんなどとのたくってるのをみると、私は、この手に拳銃でもあればさっそく撃ってやるのだが、と思ってしまう』(西部邁「なぜ日本売りは起きたのか」PHP研究所、75頁)
(続く) やっと動画の前半が終了。。。