2016年9月24日土曜日

井上和彦のお笑い日中海軍兵器比較

三橋貴明は、「国の借金は国民の資産」「国債を刷ってデフレ脱却」などとインチキ話を吹聴して、息も絶え絶えの日本経済にトドメを刺そうとしていますが、井上和彦はその軍事版と言ってよいでしょう。

北朝鮮の血統で、某R国やC国の工作員も兼ねているとの噂をよく耳にしますが、次の発言を聞けば、確かにそのように思えますね。


中国空母「遼寧」vs海自イージス護衛艦 日中海軍兵器比較

http://ironna.jp/article/1538

(転載はじめ)

兵器先進国には共通点がある。アメリカ、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、スウェーデン、そして日本。これらの国々は同時に自動車大国なのだ。つまり優秀な兵器はすべて優秀な自動車を独自で設計製造できる自動車先進国なのである。例外はイスラエルとロシアしかない。

自動車の設計・製造には、様々な機器を一つにまとめ上げるシステム・インテグレーションの技術と品質管理の技術が求められる。そうした技術が確立された国だからこそ、厳しい環境下での酷使に耐えうる兵器が製造できるのだ。
ところが中国は、ハイテク兵器の完成品を入手して、これを分解して調べ上げた上で製品開発を行なうという“リバース・エンジニアリング”で兵器を作っているため、信頼性は日本の足元にも及ばない。
世界を騒がせている中国の航空母艦の保有経緯をみてもこのことは明らかだろう。中国は、ウクライナで建造中止となった旧ソ連製空母「ワリャーグ」を鉄屑として購入し、あろうことかこれを再生して中国初の空母「遼寧」として就役させた。この再生空母は、艦載機の射出用カタパルトも装備しておらず、米海軍の原子力空母との性能差は月とスッポンだ。
しかも致命的なのは、中国海軍の対潜能力が極めて脆弱だということである。これでは世界一の性能を誇る日本の「そうりゅう」型潜水艦の餌食となるだけだ。
加えて、海上自衛隊の「あたご」型、「こんごう」型イージス艦のような超ハイテク防空艦を保有していないために、航空機からのミサイル攻撃には無力に等しい。つまり一点豪華主義のように保有する空母「遼寧」は張り子の虎なのである。
これに対して海上自衛隊は空母保有に向けて、世界最強の空母機動部隊を保有する米海軍と協同しながら準備を進めている。まさしく護衛艦「いずも」などは、本格的空母保有前の“ビンゴゲームのリーチ”のような存在だろう。

(転載おわり)


こんな出鱈目な話を書き殴って、よく恥ずかしくないものだと思います。


(1)自動車製造と兵器製造のノウハウが同じ???

>優秀な兵器はすべて優秀な自動車を独自で設計製造できる自動車先進国なのである。例外はイスラエルとロシアしかない。

そもそも、兵器と自動車とに何の関係があるのでしょうか?

・トヨタ自動車と三菱重工との間で設計や製造のノウハウの共有があるのか?→皆無
・三菱重工でトヨタ生産方式を採用しているのか?→していない
・トヨタ自動車でジェットエンジンを作っているのか?→していない
・もともと三菱重工の一部門だった三菱自動車→自動車業界の落ちこぼれ

こんな嘘話に騙されるのは、低学歴ニートのネトウヨぐらい。


>例外はイスラエルとロシアしかない。

ロシアという超軍事大国とイスラエル(核弾頭を100~200発は保有)が抜けていたら、「例外」なんて言えるわけがない。
すごいこじつけ。


(2)日本には存在しない原子力空母や原子力潜水艦の存在を無視

>中国は、ハイテク兵器の完成品を入手して、これを分解して調べ上げた上で製品開発を行なうという“リバース・エンジニアリング”で兵器を作っているため、信頼性は日本の足元にも及ばない。

そもそも、日本には原子力空母も原子力潜水艦も存在しない。
原子力空母の原子炉すら作る技術がないし、空母は1隻も保有していない。
比較にすらならない。


>旧ソ連製空母「ワリャーグ」を鉄屑として購入し、あろうことかこれを再生して中国初の空母「遼寧」として就役させた。この再生空母は、艦載機の射出用カタパルトも装備しておらず、米海軍の原子力空母との性能差は月とスッポンだ。

極めて高度な技術が必要となる原子力空母がなぜ鉄屑なのでしょうか?
戦艦大和に波動エンジンを搭載させた宇宙戦艦ヤマトのような話でも言っているのでしょうか?

また、空母はカタパルト方式でなくともスキージャンプ台方式で十分運用できます。
カタパルト方式のみにこだわるのは、井上自身が、軍事に関して全くのド素人だからでしょう。


(3)海上自衛隊には空母を保有をする計画がある???

>海上自衛隊は空母保有に向けて、世界最強の空母機動部隊を保有する米海軍と協同しながら準備を進めている。まさしく護衛艦「いずも」などは、本格的空母保有前の“ビンゴゲームのリーチ”のような存在だろう。

海自に空母保有の計画などあるのでしょうか?自軍の戦力について、無いものをあると言っているのだから、大東亜戦争のときの海軍と同じです。
また、「いずも」はヘリ搭載艦でしかないから、遼寧とは比較にすらなりません。
戦闘機・殲-15(スホーイ33)とヘリコプターとで、どう戦えと言うのでしょうか?


井上和彦は、中共の脅威を過小評価し海自の戦力を超過大評価することで、自衛隊の軍備増強を妨害し一人でも多くの自衛隊員を殺し、日本の領土を中共に貢ぎたいのでしょう。

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