『TPP亡国論』で目下売出し中の中野剛志について、以前、胡散臭さ、出鱈目さをご紹介しましたがが、今回はネット上で拡散されまくっている、次の動画について検証してみました。
・三橋貴明と中野剛志の思想本籍
http://megu777.blogspot.com/2012/01/blog-post_04.html
・中野剛志亡国論 1
http://megu777.blogspot.com/2012/01/1.html
長くなるので、まずは動画の前半部分の、冒頭~5分目まであたりを論じます。
以下、動画『1/2 国を滅ぼすTPP 推進者の巧妙な手口・ダマしの数々』より
〈冒頭~〉
『原発に賛成、TPP反対を主張すると、ほとんど日本人全員を敵に回す』
『メディアは被災したからこそTPP』
『TPP反対派は無視されている』
⇒最初から大嘘。
TPPについての報道
2011年2月11日朝日新聞 TPP機運に失速感 賛成派も説明歯切れ悪く
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201102260575.html
『環太平洋経済連携協定(TPP)への参加をめぐり、菅政権内の機運が急速にしぼんでいる。政府は26日、市民向けのシンポジウム「開国フォーラム」を開いたが、あいまいな説明に終始。反対派の民主党議員が、この日に集会をぶつけるなど、看板政策の失速が鮮明になってきた』
2011年10月28日 ニコニコニュース 「TPPに参加すべきではない」44.4% ニコニコ動画のアンケート結果
http://news.nicovideo.jp/watch/nw136715
『ニコニコ動画では2011年10月27日、TPP参加に関するネット世論調査を実施。8万4012人から回答が得られ、44.4%の人が「日本はTPPに参加すべきではない」と答えた』
ちなみに、TPP反対を鮮明にする三橋貴明のブログランキングは現時点で総合2位、民族系SNSのmy日本の中では、TPP反対一色。
どの民族系のブログを読んでも、金太郎アメのように、ほとんどがTPP反対。
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-4439.html
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1361.html
http://mizumajyoukou.blog57.fc2.com/blog-entry-558.html
本屋に行けば三橋貴明や中野剛志の本が平積み。
三橋貴明後援会のHPより
http://mitsuhashi-takaaki.jp/wordpress/?page_id=12
<2011年の執筆実績>
●2011年2月「デフレ時代の富国論(ビジネス社)」
●2011年3月「サムスン栄えて不幸になる韓国経済(青春出版社)」
●2011年3月「経済ニュースの裏を読め! 世界経済編(TAC出版)」
●2011年4月「日本の大復活はここから始まる!(小学館)」
●2011年5月「歴代総理の経済政策力 グランドビジョンを知れば経済がわかる(イーストプレス)」
●2011年5月「「TPP開国論」のウソ 平成の黒船は泥船だった」(飛鳥新社)
●2011年5月「日本経済、復興と成長の戦略」(朝日新聞出版)
●2011年5月「何があっても日本経済は破綻しない!本当の理由」(アスコム社)
●2011年6月「韓国人がタブーにする韓国経済の真実」(PHP研究所)
●2011年6月「「震災大不況」にダマされるな! 危機を煽る「経済のウソ」が日本を潰す」(徳間書店)
●2011年7月「経済学革命 復興債28兆円で日本は大復活!」(彩図社)
●2011年8月「世界でいちばん!日本経済の実力」(海竜社)
●2011年9月「黄金の復興計画 成長を阻む道路不要論から脱却せよ」(角川出版)
●2011年9月「経済と国家がわかる 国民の教養」(扶桑社)
●2011年9月「大震災で日本は金持ちになるか、貧乏になるか」(幻冬舎)
●2011年9月「大マスコミ 疑惑の報道」(飛鳥新社)
●2011年10月「2012年 大恐慌に沈む世界 甦る日本」(徳間書店)
●2011年10月「「日本経済ダメ論」のウソ – 日本が絶対に破産しない、これだけの理由」(イーストプレス)
●2011年11月「増税のウソ」(青春出版社)
●2011年11月「[図解]三橋貴明の「日本経済」の真実がよくわかる本」(PHP研究所)
●2011年12月「大恐慌情報の虚(ウソ)と実(マコト)」(李白社)
少なくともWeb上では、『TPP反対にあらずんば日本人にあらず』といった雰囲気に感じます。
〈2分40秒~〉
『TPPは実質的に日米の自由貿易協定』
『米国はTPPによって日本市場を取りに来ている』
『NZ、オーストラリアは米国への輸出は(政治的事情から)難しく、日本に狙いを定めている』
⇒そもそもTPPは、シンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの4か国で発効した自由貿易協定。米国の思惑は関係なし。
「経済活動の自由度の強化」であるから、政治的思惑を排除する方向に向かう。
関税、非関税障壁を取り払うことにより、政府の意志ではなく、市場参加者の自発的な取引によってモノとカネの動きが決まる。
カナダとメキシコも参加方針=TPP交渉、米側に伝達
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201111/2011111400030
〈4分20秒~〉
『ニュージーランド、オーストラリアは乳製品等の米国への輸出は、米国農業団体の圧力が強いため難しいと認識しており、JAPANを狙っている』
⇒ TPPは多国間協定!
どの国にも同じ協定が適用される!
中野剛志や三橋貴明、東谷暁、チャンネル桜等によるデマ、偏向ぶりがひどいため、この動画、その他の中野の発言等を徹底追及していきたいと思いますが、長くなるため、複数回わたることになります。
はっきり言って、チャンネル桜の偏向度合はNHKや朝日新聞と大して変わりません。
NHKや朝日が左を向いていて、チャンネル桜は右を向いているだけ。
保守主義ではなく、戦前~戦中に猛威をふるった国家社会主義(右翼)に他なりません。
右翼(ボーダフル社会主義)も左翼(ボーダレス社会主義)も、両者とも「社会主義」であり、両者とも行き着く先は同じです。歴史が証明しています。
http://megu777.blogspot.com/2011/07/blog-post_31.html
その証拠に、次のような輩が多数出演中
・国家ビジョン研究会について、全く釈明しない三橋貴明
http://megu777.blogspot.com/2011/12/blog-post_17.html
・天皇陛下に対する暴言連発の西部邁
・国家社会主義者・大川周明を信奉する関岡英之
(続く)
政府は経団連に主導権を渡せって事になるんじゃね?
返信削除会見を見ると腹黒い利益団体にしか見えないけどさ。
そもそも、TPP参加で関税っていうファイフーウォールを緩和、消滅させるんでしょ?
日本人は何を攻めるの??
オバマの姿勢を見る限りでは攻められているんだけど。
世界に名だたる移民国家が主導しているTPPに夢を持って参加しちゃっていいとは思わないよ。