今回は、西部邁氏に加えて、小林よしのり氏にもご登場いただきましょう。
この両名は、今でこそ、まるで皇室を敬っているかの態度を見せていますが、わずか数年前には不敬発言のオンパレードをしていました。
我が国の神武天皇以来、2700年にも及ぶ皇統の歴史(万世一系、男系のみ)が保たれてきたことは、我が国にはこれまでフランス革命やロシア革命のような、野蛮な革命など無く、国民は天皇陛下の下で自由と繁栄を享受してきた証拠です(世界ダントツNO.1)。
皇統という日本で古来より保たれてきた自生的秩序が崩れれば、それは我が国の崩壊に直結します。
明治維新や大東亜戦争の終結といった歴史的大事件に例を見ても分かる通り、天皇陛下のご存在は我が国の究極の危機管理装置であることを証明しています。
その皇室を侮辱し、悪罵の限りを投げつけて、「保守」と詐称する者の暴言をご紹介しましょう。
『本日の雑談3』
(西部邁、小林よしのり共著、飛鳥新社、64~65頁)
小林よしのり:わし、この前、女帝問題ということで「朝まで生テレビ」に出てくれと言われて、わしとしては男系でもいいし女系でもいいし、こうでなければいけないというこだわりはないから、今回は出なくてもいいと断っていたんだけども、それでも出てくれと言われて、いちおう出たんだ。
わしは、雅子さんが結婚する時、雅子さんがパレードで群集に向かって爆弾を投げまくる漫画を書いたことがあるのよね。そうしたら、版元である扶桑社の上層部からこれはダメだとボッをくらつて、発表できないということで大問題になったんだ。
で、結局、「ガロ」という原稿料が出ない漫画誌に載せたら、普段はまったく売れない雑誌なのに、売り切れてしまったという騒動もあったりした。
まあ、扶桑社は右翼を怖がって載せなかったんだけど、その時、 一水会の鈴木邦男氏が会いたいと言ってきて、そこで、わしもいろいろと皇室問題のことを少し真剣に考えるようになったんだ。
けれども、雅子さんが結婚する時は、わしはただただ雅子さんに同情して、あそこまで民主主義の中で育ってしまったキャリア・ウーマンが皇室に入って、納得できるわけはないぜと思った。これはもう、人身御供だぜと思って、これはたいへんなことになるんじゃないかということで、その雅子さんの感情を、爆弾を群集に向かって投げるという絵を描くことによって表現してしまった。雅子さんが「天皇制反対―」と叫びながら群衆に向かって爆弾を投げるんだ。
西部邁:いやあ、それは僕、神経痛でないとしても日和るよ(笑)。それにしても、あなたの洞察力は凄いね、感心するよ
小林よしのり:さすがに扶桑社も掲載してくれなかった。
西部邁:小林君、最初は掲載してもらえると思っていたわけ?
小林よしのり:うん!(笑) でも、今になってみたら、あの時、わしが雅子さんに加担していた気分というのは、まさに正しかったなあと。たぶん、今、雅子さんはああいう感覚でいるんだろうという気持ちになっちゃうわけ。
【ブログ主コメント】
このような者が日本国籍を有することに、激しい怒りを感じます。
皆様のご感想はいかがでしょうか?
皇室に対し、少しでも畏敬の念を持っている人なら、冗談でも言わない発言のオンパレードです。
これは、数十年も前の話ではありません。2004年10月に出版された、わずか7年前の対談です。
〈小林よしのり暴言〉
「女帝」・・・我が国の皇室に女帝などと言う言葉は存在しません。
「わしとしては男系でもいいし女系でもいいし」・・・「日本は滅んでもいい」と同義
「雅子さん」・・・皇太子妃に対する敬語は「雅子皇太子妃殿下」
「結婚するとき」・・・敬語を使う意思が全くなし
「人身御供」・・・日本人とは思えない。。。唖然茫然。
「雅子さんが「天皇制反対―」と叫びながら群衆に向かって爆弾を投げるんだ」・・・極左そのもの
「雅子さんはああいう感覚でいるんだろうという気持ちになっちゃうわけ」・・・極左の勝手な想像
〈西部邁暴言〉
「神経痛でないとしても日和るよ(笑)」・・・西部にとっては、小林の暴言は笑い話らしい。
「あなたの洞察力は凄いね、感心するよ」・・・「感心」するらしい。日本人ではなく半島系の人間のような発言。
最近になると皇室を敬っているかのような態度の小林よしのり
(実際には女系論なので、本音は皇統破壊)
西部邁は180度態度が変わって、カメレオン並みに豹変します
昭和天皇退位論をぶちまけ、菅直人なみの左翼根性丸出しの西部邁
西部邁ゼミナール 2009年6月27日放送(豹変後)
(話の内容は極めてお粗末ですが、要するに自分は皇室を敬っているというアリバイを作りたいのでしょう)
このような連中が、堂々と「保守」と称しています。
なぜ、疑問を持たない人が多いのが不思議。
「保守」などという枕詞を無視して、その人物の過去の発言や思想本籍を調べていけば、この手の極左、ペテン師、売文業者の正体は容易に見抜けます。
ちなみに、この「本日の雑談」というワラ半紙本は、アマゾンで1円(送料を入れると251円)で売っていますし、大きな図書館であれば置いてあります。
http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%AC%E6%97%A5%E3%81%AE%E9%9B%91%E8%AB%87%E3%80%883%E3%80%89-%E5%B0%8F%E6%9E%97-%E3%82%88%E3%81%97%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4870316404
先日の国家ビジョン研究会をめぐる三橋貴明の一連の虚偽と思われる発言もそうですが、彼らの発言を鵜呑みにせず、ご自分で証拠を調べると、簡単に見破れます。
余談になりますが、最近、「TPP亡国論」なるデマ本を売って世間を騒がせている中野剛志は、この西部邁直系のコミュニストです。
西部邁主催の塾「発言者塾(表現者塾)」のトップページに中野剛志の名前があり、表現者での執筆も多数。
対談も多数あり。
中野剛志が共産主義者である一つの証拠
『ネイションを一つの共同体ととらえれば、内国債の債権・債務関係は、同じ人間が右ポケットの小銭を左ポケットに移すことだと考えられる』(中野剛志著「国力とは何か」190頁)
⇒為政者は国民の私有財産を自在に処分することができるという論理。資本主義社会、自由主義社会の基礎である私有財産を大切にする精神が全くない。要するに共産主義者、全体主義者です。中野の著書にはバークがどうとか書いてありますが、実際にはバークの著書を読んでなどいないのでしょう。
でなければ、西部邁のようなコミュニストと付き合ったり、私有財産を否定する発言など出来ません。
『権利請願と呼ばれるチャールズ一世治世第三年の高名な法律の中で、議会は、王に対して、「陛下の臣民はこの自由を相続してきた」旨上奏しています。彼らは自らの諸特権を、抽象的原理に立った「自由の権利として」ではなく、イギリス人の権利として、また、彼らの祖先より発する家産として要求したのです』(「フランス革命の省察」E.バーク著、みすず書房、42頁)
『我々の財産を我々の家族の手中で永続させようとする力、この力こそ、財産に属する様々な事柄のうちで最も価値あり最も興味あるものの一つであり、しかもまた社会それ自身の永続化の方向に著しく働く力です』(「フランス革命の省察」E.バーク著、みすず書房、66頁)
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