先日、西部邁氏と小林よしのり氏の、皇室に対する暴言をご紹介しましたが、今回は、その続編です。
私自身、読んでいて非常に怒りが込み上げてきましたし、ここで書くのもはばかられるような内容なのですが、多くの人に彼らの過去の発言を知っていただきたいと思います。
小林よしのり氏、西部邁の両名は現在、皇室を敬っているかの態度を装っていますが、本心からそう思っているとは、とても信じ難い内容です。
皇室を敬っていないなら、逆に朝日新聞のように堂々としてくれたほうがスッキリするのですが、
本を売りたい、ギャラを稼ぎたい、という思いが、そうさせないのかも知れませんね。
ブログ主が印象操作をしていると思われても困りますので、該当部分をそっくりそのまま抜き出しました。本文には一切手を加えてありませんが、特に気になる箇所については、その酷さから、ブログ主の独断と偏見に基づいて、
赤色、太字表現をしてあります。
(敬語すら使う意思がなさそうですが、そこまで指摘すると殆ど全てが指摘対象になってしまうため、敬語を使っていない部分はあえて無視しています)
なお、余計なお節介かも知れませんが、血圧の高い方は読まれない方が良いかも知れません。
また、私の個人的意見と、客観的事実の部分とを、分けてご紹介します。
彼らの心の祖国は日本だと考えるか否かは読者の皆さんの判断にお任せします。
個人的意見
このような逆賊から皇室を御守りするため、不敬罪の復活が必要だと思います。
成敗すべし!
刑法(明治40年法律第45号)
(⇒昭和22年に削除)
第1章 皇室ニ對スル罪
第73条
天皇、太皇太后、皇太后、皇后、皇太子又ハ皇太孫ニ對シ危害ヲ加ヘ又ハ加ヘントシタル者ハ死刑ニ處ス
第74条
天皇、太皇太后、皇太后、皇后、皇太子又ハ皇太孫ニ對シ不敬ノ行為アリタル者ハ三月以上五年以下ノ懲役ニ處ス
神宮又ハ皇陵ニ対シ不敬ノ行為アリタル者亦同シ
第75条
皇族ニ對シ危害ヲ加ヘタル者ハ死刑ニ處シ危害ヲ加ヘントシタル者ハ無期懲役ニ處ス
第76条
皇族ニ對シ不敬ノ行為アリタル者ハ二月以上四年以下ノ懲役ニ處ス
(ご参考 1)
天皇陛下を漫画にして金儲けしとるヤツがおる(南出喜久治・弁護士)
(ご参考 2)
エセ保守監視小屋
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/3408/
エセ保守監視小屋 REVIVAL 1
http://megu777.blogspot.com/2011/12/revival.html
エセ保守監視小屋 REVIVAL 2
http://megu777.blogspot.com/2011/12/revival.html
(ご参考 3)
池田信夫氏のブログ「逃走の果てに」より
http://www003.upp.so-net.ne.jp/ikeda/Nishibe.html
『彼(西部邁氏)をだめにしたのは、マスコミである。特に「朝まで生テレビ」に出はじめてからおかしくなった。まじめに学問をやらなくてもテレビに出てさえいれば、地方から講演の依頼がたくさん来て、大学の授業なんかしているよりずっともうかることを発見したのである(「朝生に出るのをやめると、講演の依頼がてきめんに減るんだよ」とこぼしていたことがある)。講演では、大衆受けする政治の悪口をくり返していればいいから、次第にその調子が文章にも出てくるようになった。テレビのおかげで営業が成り立っているくせに、漫画家と一緒に陳腐な「マスコミ批判」をくり返す、かつての恩師の落ちぶれた姿を見るのは悲しい』
※市場原理主義だの、拝金主義だのと言って資本主義批判を繰り広げる小林よしのり、西部邁の両氏ですが、そういう自分たちが最も不道徳で、倫理無き金儲けに走る守銭奴ではないでしょうか?
※小林よしのりの女系論潰しで名を馳せた谷田川惣氏ですが、西部邁氏とトークイベントをされるそうです。真意が不明です。
また、西部氏はこの席で何を話すんでしょうね??自らの過去の発言と女系論を封印し、掌を返したように皇統論を語るのでしょうか?
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/ytgw-o/
『西部邁先生とのトークイベント等が予定されています』
(ご参考 4)
小林よしのり氏はケネディ大統領の暗殺事件を大笑いしています。
人の不幸な死を笑いものにする者の人格を疑います。
(余談)
ノーパンしゃぶしゃぶ事件の顧客名簿に名を連ねる赤い宮内庁長官・羽毛田信吾は、何の権限があって女性宮家など提唱しているのでしょうか?宮内庁自体が役人の天下りポストと化しており、そのような者たち、そして民主党政権が皇室のあり方云々を、勝手に「国民的議論の必要性がある」「緊急の課題」などと言い始めることに大変な危機感を感じます。
ノーパンしゃぶしゃぶ「楼蘭」 顧客名簿
http://www.rondan.co.jp/html/news/roran/
本文
「本日の雑談5」(西部邁・小林よしのり共著、飛鳥新社、70頁~76頁、2005年3月出版)より引用
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【秋篠宮発言】(注・・・タイトルから呼び捨て)
米長邦雄よ、「日の丸」普及運動をやりたければ、黙ってやりなさい!
小林:「雑談③」で、わしら、皇太子の発言問題について話したけど、そのあと、秋篠宮が、あの発言を批判したでしょ? わしは記事では読んでいないんだけど、テレビでちょっと見ましたよ。
西部:それについて、ふたつの根拠があるらしくて、ひとつは、ともかくお兄様の皇太子がああいう発言をなさる前に、お父様――今上天皇にちゃんと報告・相談なさるべきだったと私は思います、ということですね。
それともうひとつは、どうやらお兄さんのお嫁さん、つまり皇太子妃が皇室外交にあれこれと積極的に加わりたいというご希望を持っているらしいが、しかしながら、皇室の引き受ける公務というものは受け身のもののはずだ、と。自分があれをやりたいとか、こうしてみたいとか、積極的にあれこれ考えていいという間題ではないと思います、ということ。このふたつが秋篠宮の発言ですね。
小林:まあヽある意味、
秋篠宮のほうが、どちらかというとプレイボーイのほうでしよ?(笑) やっばり融通をきかせて遊んでいたから、余裕があるんだ。だから、そう言えるようになっちゃったんだろうね(笑)。
でも、皇太子のほうは、あまりにも生真面目なものだから、プライベートな愛にはまっちゃってるというか、ちょっとアキバ系みたいな感覚になってしまっている(笑)。そのふたりの違いが現れているんだろうね。秋篠宮のほうは世慣れているんだけど、
皇太子は、ちょっとアキバ系になっちゃってるという(笑)。
西部:そうなんでしょうね(笑)。
ただ、限定して言いますとね、
秋篠宮の「受け身」という言い方はわからないでもないんですけど、あまり正しくないですね。
つまり、国家にまつわる伝統儀式をやるのがプリースト・キング=祭祀王族たる皇室の仕事で、そういう意味では、伝統というものに準じるわけですから「受け身」でしょうね。しかしながら、さらに一皮剥けば、何千年の日本国家の歴史に対して身を奉じて捧げる――奉献することこそが皇室の大仕事であると構えれば、そういう義務の感覚というのは、ある意味では非常に輝かしい意義あるものであって、そうであれば「受け身」とは言えないわけです。
「受け身」という言い方は、いやいやながらやるという感じがともなってしまいますからね。
そういう意味では、皇室の方々というより、その取り巻きが悪いんでしょうね。
ちゃんと、あたりまえのことを天皇を初め、宮家に対して教えていないんでしょうね。
小林:でも、美智子皇后は、かなりわかっているんじゃないかと、わしは思うんだけどな。ちゃんと蚕を自分の手で取って育てたりとか、そういうのをたのしみながらやっている。伝統的な天皇家に伝わる仕事を、美智子皇后はかなり慈しみを込めてやっているところがあるんだ。
それと、国体だったかな? そこで何かバンーという音がしたら、パッと自分が前に立って今上天皇を守ったでしょ。手をパッと出して、体で覆ってね。女のほうが男を守るんだ、皇室は!(笑)あの姿を見た時、これはちよつと凄げえなあと思ったね。女は、こうあらねばならんなあ(笑)、たいした人だなあと思った。
あれを反射的にできるというのは凄いよ。だって、
あのケネディ暗殺の時のジャクリーン!あれなんか、オープンカーの上でギャーギャー言いながら逃げまくったんだよ(大爆笑)。あのアメリカ人の情けなさたるや!あれがアメリカ人の正体なんだ!(大爆笑)やっぱり、さすがは日本の美智子皇后。あの覚悟はすばらしい!あれができるかどうかですよ。
西部:それで、
僕は今上天皇に一言申し上げたい。
これは前にも話しましたけど、今を去る一七年前、「朝見の儀」――要するに天皇に就任する儀式があって、その時、かの有名なお言葉というのを発せられたんです。つまり、民主主義を守ります、憲法も守ります、と。
僕はその時、ムカッとしちゃったんですよ。
変なんですね、歴史を象徴するのであれば、日本には戦争の時代もあったし、戦国時代という日本中が戦っていた時期もあるし、そういうもの一切合財が歴史で、そこから残された歴史の知恵を自分らが象徴されんとするために儀式をなさるのなら、戦後の六〇年が正しくて、戦前はおかしいです、みたいなことは変なんです。
そういうことを僕は一七年前に書いて、右翼から文句が来るかと思いましたけど、注意深く書いたおかげで来なかったんです。いや、天皇は俗世を超える存在だというのが僕の理解ですから、文句は左翼から来るのかなぁ
(笑)。
ともかく、僕は今でも言いたいですね。やっぱり、ああいった皇太子のご発言の根源には、あの今上天皇のお言葉があると思うんです。つまり、新しい時代に応じて、新しい公務のあり方を見つけたいというのが皇太子ご夫妻のご意見となっている。それで、雅子妃の人格を傷つけるような動きもあった、と。でも、それはみんな、戦後民主主義とか戦後ヒューマニズムに基づいている。そういう発言を誘発したものを辿っていくと、今上天皇のあのご発言に他ならないんです。
小林:それで「君が代」も強制してはいけない、と。
西部:あの米長という将棋指しは問題の人かもしれませんね。園遊会で天皇に、「私は君が代、日の丸の普及運動をやっております」と言った。そんなこと、天皇には黙ってやりなさい、国民の義務なんだから、ってことです。僕の人生経験では、こういう言い方をするのは権力主義者に多いんです。ともかくその米長の自慢げな自己申告に、天皇が、「ああそうですか。でも、強制的ではないほうが望ましい」とおっしゃった。
だから先ほどの「受け身」という言葉と同じことなんですね。本当は、歴史に自分が奉じるんだと考えれば、美智子皇后のように蚕の飼育に携わることが自分の喜び、充実感となるわけですね。そう解釈すべきなんです。国旗・国歌というのは「強制」と言えば「強制」ですね。でも、強制されることの意義を、日本の歴史から自分は何かを学ぶんだという積極的な意志だと考えれば、「強制」という言葉でも裏表があるわけです。宮内庁には、そういうことを皇室に教えてさしあげるインテリがいないんでしょうね。
小林:まあ、怖いんでしょう、大衆というものが。大衆やマスコミというものは、一旦、変なきっかけがあると、狂ったようにバッシングを始めたりとかするじゃない。そういうのが怖いんじゃないかな。だから皇室は、ずいぶん気を使っているんじゃないかな。
西部:実は僕、そういうことを、昔、聞いたことがあるんです。皇室に詳しい知識人がいまして、その人からの又聞きなんですけど、
イランのパーンビ家だったかな? ちょっと忘れましたけど、どこかの国の王様だか皇太子だかが殺された時に、皇太子だった今上天皇は紅茶を飲んでいて、それを聞いた途端、カップを満つ手がガタガタ震え出したというんです。たぶん、自分はどうなるんだ、と怯えられたんでしょうね。そういぅ怯えというものが、戦後、ずっとぁったんでしようね。だから必死になって、一種の過剰適応で、民主主義に奉じます、民主主義はすばらしい、と言わないと、自分がいつ縛り首になるかわからないという、そういう恐怖が皇室の方にはあるんでしょうね。
小林:わし、それはあると思う。
西部:また、それは「杞憂です」と教えるインテリもいないんでしょうね。
小林:そうそう。だから、「強制にならないようにね」と言ったんだと思う。わし、気の毒な感じがしたね。でも、今、「天皇陛下万歳!」と、しっかり垂直に両手を上まで上げている人がいっぱいいるけどさ、
皇太子夫妻は愛子さんに「パパ」「ママ」と呼ばせているんだ(笑)。「パパ」「ママ」といぅのは、ちょっとね…。わしだって「お父さん」「お母さん」と言いながら育ったしさ、女の子だったら「お父さま」「お母さま」くらいにしないといかんなと思っていたのに…。「パパ」「ママ」だけは絶対に言わせないぞ、くらいに思っていたのに、皇室が「パパ」「ママ」なんだ。
西部:まいったねぇ(笑)
小林:でも、それに対して何も言いもしなくて、ただただ「万歳!」「万歳!」とやっている人がたくさんいる。ほんとに変わった人たちだと思うよね(笑)。